2005/7〜2006/6

不意を衝き滝と出会ふや湯の帰り 静かなり朝の公園酔芙蓉 初咲きや朝顔日記懐かしき 朝顔の蕾明日の彩待てり 秋風や人恋しさの一里野路
山路来て秋の足音確かむる 珠姫を偲ぶ寺庭萩こぼる 天徳院苔むす庭や秋黴雨 風そよぐ犀川の土手秋桜 仲秋や人絶え間なき実性院
曼殊沙華旅の道筋そこかしこ コスモスや風に巻かれて後ろ向き 霧帳晴れないままに暮れなずむ 立山の雲上染める草紅葉 晩秋や操る紅の紬糸
惜別の信州鎌倉釣瓶落つ 未完なる塔は三重薄紅葉 柿落葉細波起す手水鉢 登る毎鞍馬の山は薄紅葉 日溜りを求めて急ぐ枯野道
遠目には霞のごとき冬桜 絵手紙の礼状届き冬うらら 点等の瞬間待ちて温め酒 忙しげな都会の街の聖樹かな 富士山を望む車窓や冬の晴
雪掻きの日課と成りて夫出勤 小寒や手足のこはばり殊更に 足音を吸ひ込む今朝の雪深し 静かなる宿のラウンジ暖炉燃ゆ 厳寒の光集める大樋焼
間近にす如月色の夕茜 二ン月や還暦迎へ夫無口 梅一輪上野の社去りがたし 寒牡丹幾重纏ふや絹衣 春めける富士のいただき茜さす
荒縄を解かれものの芽弾みたり 懐かしき通知簿開く春炬燵 春雨の関門海峡渡し船 春霞ミモザ明かりの旅はじめ 大切な予定狂はすはだれ雪
春潮や汽笛日響かせ始発船 背比べしている如しつくしんぼ 連翹の明かりに惹かれ歩む庭 花の雨心休まるひと日かな 二年越し再開果たし花疲れ
巴里よりの友を迎へて糸桜 漸くの御衣黄桜蕾かな 立山の黒百合庭に初開花 公園の一角明るき小米花 立ちすくむほどの新緑鶴仙渓
薫風や渓流沿ひを逍遥す 鶴仙渓斜面を登るシャガの花 薔薇園や小雨に煙る香りかな 石楠花を残し解体完了す 隧道を抜けて目線は黄の菖蒲
姦しくリラ冷えの街闊歩する 紫陽花や雨を厭わず集ふ人 静寂の都会のオアシス梅雨晴間 睡蓮やバーゲン案内届く頃

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